- 一人で海外なんて、危なくない?
- 英語もできないのに大丈夫?
航空券を取る前に、ここで手が止まっていませんか。
先に答えると、怖さの多くは「知らないことが多い」から来ています。不安を治安・英語・お金・病気・ひとりの5つに分けて、それぞれ出発前に手を打てば、かなり小さくなります。
僕の初めての一人旅は2019年のインドとマレーシアでした。インドではお金をせびられ、ぼったくられそうにもなりましたが、配車アプリと宿の選び方で乗り切れています。ただし、絶対に安全な国はありません。入国のルールも、2026年9月15日からタイの滞在が30日に短縮されるなど、毎年のように変わっています。不安が強いなら、近い国やツアーから始めるのも正解です。
- 怖さは治安・英語・お金・病気・ひとりの5つに分けて、出発前に手を打つ
- 迷ったら危険情報が出ていないシンガポールかベトナム
- 2026年はタイとスリランカの入国ルールが変わった
ちなみに旅先の支払いは、Wise(ワイズ)のデビットカードに寄せています。
2026年2月のカンボジアでは、日本のクレジットカード2枚が現地の決済アプリで弾かれ、通ったのはWiseだけでした。ただし、使う前にアプリで残高をチャージしておく必要があります。
Wise(ワイズ)を持つと、旅先でのお金の悩みがまとめて消えます。
- 両替所を探す時間が要らない:スマホの中で両替できる。
- いくら替えるか迷わない:使う分だけ、必要なときに両替したりATMを活用できる。
- 余った外貨をどうするか悩まない:アプリで数秒で日本円に両替できる。
- レートの良し悪しを気にしなくていい:ミッドマーケットレート(仲値)を採用している
- 支払いもめっちゃ楽:Apple Pay対応で、カード自体もタッチ決済できる。
ただし、ポイント還元や海外旅行保険はありません。ホテルやレンタカーのデポジットで弾かれることもあるので、クレジットカードとの併用が前提になります。
✓為替レートは実勢レート ✓ATM引き出しは月2.5万円相当まで無料
※ミッドマーケットレートについては wise.com/mid-market-rate、出金の詳細は wise.com/pricing をご覧ください。
初めての海外一人旅は怖い?不安は5つに分けると小さくなる

2019年に初めて一人で出発したときは、言葉も乗り継ぎも空港からホテルまでの道のりも、全部が不安でした。
それでも、行ってみたらなんとかなりました。
怖さを種類ごとに分けると、それぞれ出発前に打てる手があります。僕の体験と、やることを並べるとこうなります。
| 不安 | 僕の場合 | 出発前にやること |
|---|---|---|
| 治安 | インドでお金をせびられた | 移動は配車アプリにする |
| 英語 | ペナン島で会話に入れなかった | 言いたい文を翻訳しておく |
| お金 | 日本のカード2枚が弾かれた | 系統の違うカードを持つ |
| 病気・トラブル | 予約した宿に泊まれなかった | 保険と連絡先を紙でも持つ |
| ひとり | 出発前がいちばん不安だった | やることを一覧にする |
「僕の場合」は2019〜2026年の旅の記録から
治安が怖い|インドではお金をせびられ、ぼったくられそうになった
2019年のインドでは、やたらとお金をせびられました。料金をふっかけられそうになったことも、一度ではありません。
そこで決めたのは3つです。
- せびられても相手にしない。
- 移動は配車アプリにして、料金の交渉をなくす。
- 宿は、ゲストとホストがお互いにレビューを書き合うAirbnbで取る。
評価が残る以上、ひどい扱いはされにくいと考えたからです。
ただ、配車アプリも万能ではありません。2026年8月のスリランカでは、配車アプリPickMeで降りる直前に、運転手から現金を求められました。7年の旅で「危ない」と感じたのは、このインドとスリランカの2回です。
配車アプリで防げるのは料金の交渉まで。降りるときのやり取りまでは防げないと思っておくと、慌てずに済みます😅
外務省の統計でも、2024年に在外公館が対応した日本人の犯罪被害2,880件のうち、約7割の1,928件は窃盗でした。命より、持ち物とお金が狙われやすいということです。財布・カード・パスポートは分けて持ちましょう。
英語が不安|ペナン島で困ったのは「悔しさ」だけだった
2019年、マレーシアのペナン島で、現地の人たちが話の輪に入れてくれたことがあります。なのに英語がうまく出てこず、ほとんど会話になりませんでした。「困った」というより、「悔しかった」記憶です。
一方で、旅そのものが英語で止まったことはありません。入国審査で質問されたこともなく、配車アプリの運転手とはアプリ内のメッセージでやり取りできます。話せなくても旅は進む。ただ、話せたほうが楽しい。7年たっても、ここは変わりません。
話す場面を減らすコツは、英語が話せない海外ひとり旅の乗り切り方にまとめました。
お金が不安|日本のクレジットカードが2枚とも弾かれた
2026年2月のカンボジアで、現地の決済アプリにカードを登録しようとしたときのこと。日本のクレジットカードが2枚とも弾かれました。カード自体は生きていて、通ったのはWiseのデビットカードだけ。
同じ年の8月には、スリランカで別のカードに利用制限がかかりました。確認のSMSが海外で受け取れず、現地では解除できないまま。1枚だけで行っていたら、そこで支払い手段がなくなっていたかしれません。
①発行会社や国際ブランドの違うカードを2〜3枚
②少しの現金
③店で「日本円で払いますか」と聞かれたら現地通貨を選ぶ
僕が普段の支払いと現地のATMに使っているのはWiseです。為替レートに上乗せがなく、アプリで手数料を確かめてから使えます。弱点は、残高がないと使えないこと。ホテルのデポジット(仮押さえ)は、戻るまで最大30日かかる場合があります。
カードが止まったときの対処は、クレジットカードが海外で使えないときの原因と対処で詳しく書きました。
病気・トラブルが不安|保険と「頼れる先」を出発前に決めておく
その後のインドの旅で、予約した宿に泊まれなかったことがあります。宿の位置情報が違っていたり、「料金が間違いだから現金で払え」と言われたり。インド人の友人に電話で通訳してもらいましたが解決せず、結局Airbnbで宿を取り直しました。
あのとき助かったのは、電話できる相手がいたからです。現地に知り合いがいなくても、カード会社や保険会社の連絡先、家族への連絡手段は出発前に用意できます。外務省の「たびレジ」も、登録すれば旅先の安全情報が無料でメールに届く仕組みです。
病気やケガは、お金の面でも備えが要ります。外務省が紹介する事例では、台湾で心筋梗塞になり86日入院して3,293万円かかったケースがありました。
年会費無料のエポスカードにも海外旅行保険が付きます。ただし、航空券などの交通費やツアー代金をエポスカードで払って初めて補償が始まる「利用付帯」です。疾病治療は270万円まで(2026年10月時点)なので、高額な治療には足りない場合があります。心配なら、掛け捨ての海外旅行保険を足すのが現実的です。
僕はエポスプラチナを5年以上持ち歩いていますが、保険を請求したことはまだありません。それでも出発前には毎回、補償の中身と請求の流れを確かめています。
✓年会費永年無料 ✓手厚い海外旅行保険(利用条件あり)
僕が使っているプラチナの保険やラウンジの話は、エポスプラチナの保険とプライオリティパスにまとめました。
一人が心細い|不安がいちばん大きいのは出発前
僕の場合、不安がいちばん大きかったのは出発前でした。頭の中だけで考えていると、まだ起きていない危険がどんどんふくらみます。
やることを一覧にして、1つずつ消していく。不安が「残りの作業」に変わるので、手を動かしやすくなります。滞在中の寂しさや、旅のあとに変わったことは、海外一人旅のメンタルとの付き合い方に書きました。
現地のホテルに着くと、案外普通にこられたこと、現地での楽しみが今から始まることなどを感じ始め、一気に楽しみが勝ってきます。😌
初めての海外一人旅におすすめの国|選ぶ基準は4つ
初めての1回は、行き先選びで難しさが大きく変わります。僕が見るのは次の4つです。
- 危険情報:外務省の危険情報が出ていない国か、低いレベルの地域か。
- 近さと直行便:乗り継ぎがないほど、初日の消耗が少ない。
- 入国の手軽さ:事前登録だけで入れるか、ビザが要るか。
- 配車アプリとカード:言葉が通じなくても移動と支払いができるか。
この基準で、僕が歩いた国を並べました。
| 国 | 外務省の危険情報 | 入国の手軽さ | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| シンガポール | なし | 電子の到着カードのみ | まず1回、無事に終えたい |
| ベトナム | なし | 45日まで査証不要 | 物価を抑えて街歩きしたい |
| タイ | 主要観光地はなし | 30日まで査証不要 | 王道の観光と食事を楽しみたい |
| マレーシア | 首都圏などはなし | 電子の到着カードのみ | 多文化の街と食を味わいたい |
| インドネシア(バリ) | レベル1 | 到着ビザと観光税 | リゾートでゆっくりしたい |
| スリランカ | 全土レベル1 | 事前のETAが必須 | もう一歩ディープに行きたい |
危険情報は2026年10月19日時点。タイはカンボジア国境と南部の一部がレベル3
迷ったらシンガポールかベトナム

迷ったら、危険情報が出ていないシンガポールかベトナムから選ぶのが無難です。シンガポールは英語が広く通じ、夜8時前のクラークキーでも、川沿いは家族連れでにぎわっていました。

個人的なおすすめはベトナムです。
物価が手ごろで、45日までビザなしで滞在できます。
2025年2月にホーチミンで食べた、ビブグルマンに選ばれた店のフォーは、今でも思い出す味です。
怖さが大きいなら、台湾・韓国の近い国から
東南アジアでもまだ怖いなら、台湾や韓国から始める手もあります。直行便なら韓国は約2〜3時間、台湾は約4時間。東南アジアの約6〜7時間より、体の負担も「何かあったら帰れる」安心感も違います。僕自身はどちらもまだ行けていません。
逆に、僕の初回だったインドは勧めません。客引きや交渉が多く、慣れないうちの僕はかなり消耗しました。
本場のカレーが好きなので行きましたが💦
入国手続きは国別に事前登録|早見表【2026年10月時点】
昔は機内で紙のカードを書いていましたが、今はオンラインの事前登録が主流です。2026年はタイの滞在日数が短くなり、スリランカは事前のETAが必須になりました。
| 国 | 査証と滞在 | 事前登録 | 料金 |
|---|---|---|---|
| シンガポール | 不要(日数は入国時に許可) | SG Arrival Card(到着3日以内) | 無料 |
| タイ | 不要・30日(9月15日〜) | TDAC(到着3日前から) | 無料 |
| ベトナム | 不要・45日 | 事前申告(一部空港・任意) | 無料 |
| マレーシア | 不要・3か月以内 | MDAC(到着3日前から) | 無料 |
| インドネシア(バリ) | 到着ビザ・30日 | All Indonesia | ビザ50万ルピア+観光税 |
| スリランカ | ETAが必須・30日 | ETA(出発前に申請) | 観光は無料 |
日本国籍・観光・短期滞在。2026年10月19日に各国の公式・在外公館の案内で確認
パスポートの残りの有効期間は、6か国とも6か月以上が必要です。バリでは別に観光税(15万ルピア)がかかります。
注意したいのは、偽の代行サイトです。「無料のはずが有料」「カード番号を求められる」ページは疑ってください。申請は各国の公式サイトから行い、出発の直前にもう一度ルールを確かめましょう。
ツアーと個人手配どっちがいい?迷うなら「個人手配+日系ホテル」
初めての一人旅で、最初に迷うのがここです。違いを表にするとこうなります。
| 比べる点 | 添乗員付きツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 段取り | 任せられる | 全部自分で決める |
| 自由度 | 行程が決まっている | 好きに動ける |
| 費用 | 割高になりやすい | 抑えやすい |
| 困ったとき | 添乗員に頼れる | 自分で対処する |
| 向いている人 | とにかく不安を減らしたい | 食事や過ごし方を選びたい |
不安が強い初回なら、一人参加限定のツアーは合理的な選択です。同じ立場の参加者が集まるので、気まずさも少なくて済みます。

僕は旅先で食事と過ごす環境を自分で選びたいので、毎回個人手配です。
その中間として、宿だけ日本語が通じる日系ホテルにする方法もあります。
2026年2月のハノイでは、日系ホテルに5泊しました。1泊約5,000円で、朝は和定食。
疲れた朝に食べ慣れた味があるのは、初めての旅なら心強いはずです。
一人旅の不安を減らす準備と、現地で気をつけること
お金と保険のほかに、出発前と現地でやっておきたいことです。
出発前のチェックリスト
一人旅では、誰かが代わりに持ってくれることがありません。最低限、次の7つを済ませておけば安心です。
- パスポート:10年用はオンライン申請で8,900円(2026年7月から)。
- 航空券:初回は乗り継ぎのない直行便。
- 通信:eSIMを日本で買って設定しておく(Nomad eSIMの使い方)。
- お金:系統の違うカード2〜3枚と少しの現金を、分けて持つ。
- 連絡先:パスポートの顔写真ページ、カード会社の紛失窓口、宿の住所を紙にも控える。
- 保険:補償の中身と、事故のときの連絡先を確かめる。
- たびレジ:渡航先と日程を登録する。
着いた初日は無理しない・夜は人通りのある道だけ
長い移動のあとは、自分で思っている以上に疲れています。2026年2月26日、ハノイに着いた日のこと。適当に選んだATMで300万ドンを引き出したら、手数料が148,500ドン(約4.95%)かかりました。翌日からは別の銀行のATMに変えています。
初日は宿に着いて、近所を軽く歩くくらいで十分です。夜は人通りの少ない道に入らない。日本語でやたらと親しげに話しかけてくる人には、まず警戒する。どちらも男女に関係ない基本です。
カフェや空港の無料Wi-Fiでは、ネットバンキングやカード番号の入力は避けたいところです。僕は作業前にVPNをつないでいます。2026年2月にコロンボのカフェで測ったときは、ダウンロード161.65Mbps、Ping(応答の速さ)617ms。
詳しくはSurfsharkを海外で使った実測レビューにまとめています。
まとめ
初めての海外一人旅が怖いのは、知らないことが多いからです。治安・英語・お金・病気・ひとりの5つに分けて、それぞれ出発前に手を打てば、怖さは扱える大きさになります。
迷ったら、危険情報が出ていないシンガポールかベトナムへ。それでも不安なら、近い台湾・韓国か、一人参加のツアーから始めてください。入国のルールは変わるので、出発前に各国の公式サイトで最新の情報を確かめましょう。
初めての海外一人旅に関するよくある質問
- 海外旅行は1人で行くのは難しいですか?
-
思っているほど難しくありません。入国の事前登録はスマホで済み、移動は配車アプリ、会話は翻訳アプリで補えます。不安が強い初回は、一人参加のツアーで1回経験するのも方法です。
- 一生海外に行かない人の割合は?
-
一生行かない人の割合を示す公的な統計はありません。参考になるのはパスポートの数で、2025年末の有効旅券は約2,282万冊でした。2026年1月1日の総人口1億2,298万人で割ると約18.6%で、持っているのは5〜6人に1人です。
- 女性一人で海外に一人旅は危ないですか?
-
国と地域によるため、男性の僕には「女性にとって安全」とは言い切れません。それでも、外務省の危険情報が出ていない国を選び、夜の一人歩きを避けるだけで多くのリスクは下げられます。移動を配車アプリにすれば、さらに安心です。
- 初めて1人で海外に行くならどこがいい?
-
1回目は、直行便で行けて入国の手続きが軽く、危険情報が出ていない国が向いています。東南アジアならシンガポールかベトナム、もっと近くがよければ台湾や韓国です。
- 一人旅に最適な国はどこですか?
-
一人旅という形に向くのは、一人でも入りやすい食堂が多く、配車アプリで移動が完結する国です。僕が歩いた中では、ベトナム・タイ・マレーシアが歩きやすく感じました。慣れてきたら、もう一歩ディープなスリランカも選択肢になります。
- 外務省 海外安全ホームページ(危険情報)
- 外務省 海外邦人援護統計(2024年)
- 外務省 海外旅行保険(高額医療費の事例)
- 外務省 たびレジ
- 外務省 令和7年旅券統計
- 外務省 旅券手数料改定前後の比較表
- 総務省統計局 人口推計(2026年1月1日確定値)
- シンガポール入国管理局 SG Arrival Card
- タイ国政府観光庁 30日の査証免除(2026年9月15日から)
- 在ベトナム日本国大使館 入国時の事前申告登録制度
- 外務省 マレーシア 安全対策基礎データ(MDAC)
- 外務省 インドネシア 安全対策基礎データ
- インドネシア観光省 バリ島観光税(15万ルピア)
- Love Bali(バリ島観光税の支払い)
- 在スリランカ日本国大使館 到着ビザ廃止とETA
- エポスカード 海外旅行傷害保険
- Wise カードの料金
- Airbnb レビューの仕組み

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