海外旅行の際、もしくは帰国後に明細を見たときに「決済・両替時の手数料が意外と高い…」と思ったことありませんか?
実は、「Wise(ワイズ)デビットカード」を1枚持っていくだけで、無駄な手数料を節約しつつ、現地での決済が驚くほどスムーズになるんです。
今回は、実際に僕が海外で使い倒してわかったリアルな評判や失敗談を交えつつ、メリット・デメリットを本音でお伝えします。「Wiseは元々聞いたことあるけど、実際どうなん?」って思う人も、ぜひ最後までご覧ください。
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海外で使えるWiseデビットカードとは?

Wise(ワイズ)デビットカードは、1つのアカウントで50種類以上の通貨を同時に持てる「デジタルなお財布」のようなものです。
アプリの中でサクッと両替でき、世界中のVisa / Mastercard加盟店で決済に使えます。空港や現地の両替所に並ぶ必要もなく、スマホひとつでお金の管理が完結するのは、一度体験すると手放せなくなります。
一般的なクレジットカードとの違いは「為替手数料の安さ」と「透明性」です。パッと見てわかりやすいように、一般的なクレジットカードと比較してみました。
| 一般的なクレジットカード | Wiseデビットカード | |
| 為替レート | カード会社が定めたレート(為替手数料が含まれる) | 実際の為替レート(仲値:為替手数料なし) |
| 海外事務手数料 | 約3.85% | 約0.31%〜0.73%(通貨による) |
| ポイント還元 | あり(0.5%〜1.0%など) | なし |
| 海外旅行保険 | 付帯するものもある | なし |
為替手数料と海外事務手数料がかなり違うのがわかりますよね。実際に10万円の支払いをした際には、目安として以下のようになります。

これで見るとわかるように、約2,700円の差額があります。
「ポイントが付くからクレカの方がお得なのでは?」と思いがちですが、3.85%の海外事務手数料が乗ってしまうと、1%のポイントをもらっても手数料負けしてしまいます。
Wiseデビットカードの評判は?実際に海外で使った感想

「Wiseデビットカードのお得さは理解できたけど、実際使い勝手はどうなん?」と思う人も多いはず。
そこで実際に僕が3年間使用した感想をお伝えします。先に結論をまとめておくと、外貨の支払い&両替に関する心配が激減します。
- 両替を気にしなくて済む(Wiseアプリでいつでもできるから)
- 支払いもタッチ決済で終わり(Wiseに入っているお金から引かれるだけ)
- 現金引き出しも現地のATMから(Wiseカードを使えばOK)
慣れない国でもよっぽどニッチな国に行かない限りはWiseでなんとかなります。笑
とはいえ、Wiseが万能というわけではないですし、万が一Wiseカードを失くした時の保険も踏まえて、僕は普段、以下のようなスタイルで旅をしています。
- メイン決済: Wiseデビットカード(基本の買い物や食事)
- 現金調達: Wiseデビットカード(現地のATMで必要分だけ引き出し)
- 予備・保険用: クレジットカード2枚(VisaとMastercardを1枚ずつ)
※1枚は海外旅行保険付帯のクレカがおすすめ。
ホテルのデポジット(保証金)や大きな決済時、ネット決済(ホテルや航空券の予約)など、必要な時だけ予備のクレカを使う、という方法にしています。ではなぜこの結論に至ったのか、ここから詳しくWiseデビットカードのメリット・デメリットに解説します。
Wiseデビットカードを海外で使う5つのメリット

海外でWiseデビットカードを使うメリットは、以下の通りです。
- スマホ内で完結&為替レートが圧倒的にお得
- 事前両替を忘れても安心の「自動両替機能」
- 海外ATMでの現金引き出しもお得
- 余った外貨はいつでも日本円に再両替可能
- 即時通知&残高確認で使い過ぎ防止になる
スマホ内で完結&為替レートが圧倒的にお得
Wiseの最大の魅力は、アプリ内でサクッと両替でき、そのままカードのタッチ決済が使える手軽さです。
空港や現地の両替所のように「確認できない上乗せ手数料」を取られることがなく、ごまかしのない実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で計算されます。言葉の通じない窓口で「いくら両替しよう…」と悩むストレスから解放されるのは、想像以上に快適ですよ。
事前両替を忘れても安心の「自動両替機能」
「あ、行く国の通貨に両替するのを忘れてた!」という時でも焦る必要はありません。
Wiseにはオートコンバート(自動両替)機能がついています。そのため、日本円を含む何かしら別の通貨さえ入っていれば、決済時にシステムが自動で一番お得なルートを選んで両替し、支払いをしてくれます。
複数国を周遊するような旅でも、頭を使わずに済むのが本当に便利。
海外ATMでの現金引き出しもお得(※改定あり)
海外に行くと、ローカルな飲み屋や屋台など「現金しか使えない場所」が意外と多いですよね。そんな時も、Wiseのカードがあれば現地のATMから簡単にお金が引き出せます。
以前は「月2回、合計3万円相当まで」なら出金手数料が無料でしたが、2026年5月1日以降は、無料出金の上限が「月2万5000円」に変更され、超過時の固定手数料も100円に引き上げられます(詳細は公式ヘルプをご確認ください)。
それでも、利息の計算がややこしい一般的なクレジットカードのキャッシングに比べれば、手数料が明確で圧倒的に安く済みます。
余った外貨はいつでも日本円に再両替可能
海外旅行あるあるの「微妙に余った外貨、どうしよう…」という悩みも、Wiseなら一瞬で解決します。
たとえばベトナム旅行で余ったベトナム・ドンなども、いつでもアプリ内ですぐに日本円に戻すことができます。
※もちろん引き出したお金(現金)は両替所で両替する必要があります。(あくまでWiseアプリ内で余った通貨)
即時通知&残高確認で使い過ぎ防止になる
Wiseデビットカードで決済したり、現金を引き出す際、その都度通知が届きます。また、Wiseアプリ内で残高をいつでも確認できるため、使い過ぎ防止につながります。
実際海外では通貨の違いから金銭感覚がバグったり、羽目を外したりして「想定してたよりお金を使ってしまった!」なんてことありませんか?
特に毎回クレジットカード決済なら、基本的に翌月の明細を見るまで、「いくら使用したか」確認しない人も多いはず。
なのでこれは、案外でかいメリットだと思います。また、これによりセキュリティ面でも安心です。
Wiseデビットカードのデメリットと注意点【3年使ってわかった弱点】

ここまでメリットを書いてきましたが、Wiseは万能ではありません。「Wise デメリット」で調べている人が一番知りたいであろう弱点を、3年使ってきた立場で正直に並べます。
先に結論を言うと、ほとんどは「クレカと併用すれば解決する」話です。
1. 銀行ではないので「預金保険」の対象外
Wiseは資金移動業者であって銀行ではありません。なので、銀行預金のような預金保険(ペイオフ)の保護はないんです。利用者の資金は分別管理されていますが、大金を置きっぱなしにする口座には向きません。僕は「使う分だけ入れて、普段は空にしておく」運用にしています。
2. 前払い式なので、残高がないとその場で使えない
デビットカードなので、事前にチャージした残高からしか払えません。クレカのような後払い(与信)はなし。残高ゼロやと、目の前で決済が通らず焦ります。チャージは銀行振込なら数分〜で反映しますが、出発直前に「入金まだ反映されてない…」とヒヤッとしたことが何度かあります。
3. ポイント還元・海外旅行保険がつかない
手数料が安い代わりに、クレカにある「ポイント還元」や「海外旅行保険の自動付帯」はありません。ここは節約特化カードと割り切るしかない部分です。対策として、僕は海外旅行保険が自動付帯するエポスプラチナカードを保険用に併用しています。
4. ATMの無料枠は縮小傾向+現地ATM手数料は避けられない
2026年5月の改定で、ATM無料枠は「月25,000円相当まで」に縮小しました(回数制限は撤廃)。超過分は1.75%+1回100円。さらにWiseとは別に、現地ATMの運営会社が独自の手数料を取ることがあります(これはクレカも同様)。無料枠とは無関係に発生するので、こまめに大金を下ろす旅では地味に効いてきます。
5. ホテル・レンタカーのデポジットでは使えないことがある
海外のホテルチェックインやレンタカーで求められる「デポジット(保証金)」は、デビットカードだと弾かれたり、多めに残高を拘束されたりすることがあります。ここは素直にクレジットカードの出番。デポジットが絡む予約は、最初からクレカで通すのが安全です。
6. 不正利用された場合の補償・対応はクレカに分がある
デビットは即時引き落としなので、万一不正利用されると、まず口座から資金が出ていきます。Wiseもアプリで即カード凍結や異議申し立てはできますが、クレジットカードのチャージバック(支払い拒否)ほど手厚くはありません。高額決済やネット決済は、補償の強いクレカに寄せるのが無難です。
7. 日本アカウントは残高100万円が上限
日本の法令により、日本発行のWiseアカウントは残高100万円相当までしか保有できません。長期留学や高額な買い物をまとめて、という使い方には向かない場面があります。普通の旅行や短期滞在なら、まず気にならない上限です。
その他、細かい注意点
- 物理カードの発行手数料が初回のみ1,200円かかる(年会費は無料)。
- 一度ATMで引き出した現金は、Wiseアプリに戻して再両替はできない(アプリ内の余り通貨は再両替可)。
- カードが届くまで1〜2週間かかることがあるので、出発ギリギリの申し込みは避ける。
こんな人には向いていないかも
以下のような人には、Wise単体だと物足りないかもです。
- ポイントをガッツリ貯めたい人
- 現金をほぼ使わずデポジット決済が多い人
- 口座に大金を預けておきたい人
逆に言えば、弱点のほとんどはクレカ併用で埋まります。僕のおすすめは結局「普段の決済と現金調達はWise、保険とデポジットはクレカ」の二刀流です。

Wiseと他の両替手段を比較|どれがお得で使いやすい?
「Wiseって結局どれくらい得なん?」という疑問に、実際に全部試してきた立場で答えます。為替レート・手数料・使いやすさ・安全性の4軸で、Wise・クレカの海外キャッシング・空港両替・現地両替所を並べました(数値は2026年6月時点の目安)。
| 項目 | Wise | クレカ海外キャッシング | 空港両替(日本) | 現地両替所 |
|---|---|---|---|---|
| 為替レート | ミッドマーケットレート(仲値)。上乗せなし | 基準レート+事務手数料が乗る(ショッピング枠は2%前後) | レートに数%のスプレッドが内包。不利になりがち | 店によりピンキリ。良い店は仲値に近いが、観光地は不利な所も |
| 手数料 | 両替0.4〜0.7%前後(通貨で変動)。ATMは月25,000円まで無料、超過分1.75%+1回100円 | ATM手数料110〜220円+キャッシング年利15〜18%(繰上返済で圧縮可) | レートに内包(見えにくい)。表向き「手数料無料」でも実質は高い | レートに内包。店選びと交渉次第 |
| 使いやすさ | アプリで完結。残高があればタッチ決済もOK。事前チャージが必要 | ATMで現地通貨をすぐ調達できる。帰国後の繰上返済はやや手間 | その場で現金が手に入る。手軽だが割高 | 店を探す手間・営業時間・国によりパスポート提示 |
| 安全性 | アプリで即時カード凍結が可能。資金移動業者として登録。※預金保険は対象外 | 不正利用補償や付帯保険が手厚い。盗難時の補償に強い | 多額の現金を持ち歩くリスク | 現金リスクに加え、レートのごまかし・計算ミスに注意 |
| 僕の体感 | 手数料無料の範囲で抑えれれば、かなりお得。基本の支払い方法をカードのタッチ決済にして、屋台などの分だけ現金を引き出す感じ。 | Wiseを利用する前の主流でしたが、各種手数料がかなり高額なイメージ。インドでは1回の引き出しで、1000円近く手数料を取られた経験あり。 | 基本的に普段は行わない。ネパールなど、市内まで行くタクシーの支払いが「現金のみ」の場合に活用するイメージ。 | 現地に詳しい友人や信用性の高い情報であれば、両替所に行くのもあり。ただ、一般旅行者には探すのが容易ではなく、そもそも時間がもったいないと思う。 |
※ Wiseのレート・手数料・ATM無料枠は変動します。最新はアプリの料金ページでご確認ください。現地ATM手数料は、上記とは別に発生する場合があります。
Wiseデビットカードの作り方と有効化

今まで僕が3年以上使用したWiseデビットカードですが、正直海外旅行1回のためでも、持っておいて損はないと思います。
ここでは簡単にWiseデビットカードの作成方法を解説します。
日本に住んでいる場合、アカウント開設には少し厳格な手続きがあります。大まかな流れは以下の通りです。
- スマホでWiseアプリをダウンロードし、アカウント作成
- 本人確認書類(マイナンバーカード等)を撮影してアップロード
- 指定された4桁の認証コードを書いた紙を持ち、自撮り写真を送信
- 審査完了後、1,200円を入金して物理カードの発行を申請
カードが自宅に届くまで1週間〜2週間ほどかかることもあるので、出発ギリギリの申し込みは避けましょう。
カードが届いたら、渡航前にアプリの案内に従って有効化しておきましょう。これを忘れて海外に行くと、現地でカードが使えずパニックになる可能性も…
日本で発行されたWiseカード(2023年3月27日以降発行)は、カード同封の案内に書かれた6桁コードをWiseアプリ(またはWeb)の「Cards」から入力するだけで簡単に有効化できます。
どんなに便利なカードでも、失くしたら終わりです。海外現地のその場で即時再発行なんてわけにはいきません。
また、ホテルやレンタカーのデポジットにはデビットカードが使えないことも多いです。必ず世界中でシェア率の高い Visa や Mastercard のクレジットカードを1〜2枚、別のお財布に入れておきましょう。
Wiseデビットカードに関するよくある質問(FAQ)
- Wiseのデメリット(欠点)は何ですか?
-
一番の弱点は、銀行ではないため預金保険の対象外で、前払い式なのでチャージしないと使えないこと。ポイント還元や海外旅行保険もなく、日本発行カードはApple Pay非対応です。ただ対策はあるので、詳しくは本文のデメリット解説をご覧ください。
- WiseのATM手数料はいくら?
-
日本発行カードは、2026年5月以降「月25,000円相当まで」なら何度でも無料です。超過分は1.75%+1回100円。これとは別に、現地ATMの運営会社の手数料がかかることもあるので、画面表示を確認してください。
- Wiseの為替レートは本当にお得?
-
お得です。Wiseは上乗せのないミッドマーケットレート(仲値)を使い、両替手数料だけがかかります(通貨により約0.31〜0.73%)。一般的なクレカの海外事務手数料は約3.85%なので、手数料が「見える」分こちらが有利です。
- 結局、クレジットカードとどっちが良い?
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「両方持つ」が正解です。日常の買い物やATM出金などコストを抑えたい支払いはWiseをメインに。ホテルのデポジットや海外旅行保険、紛失時の予備として、保険付きのクレジットカードを併用するのが一番バランスがいいです。
- Wiseデビットカードが使えない国はどこですか?
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制裁対象国などでは使えません。公式が挙げる利用不可地域は、ロシア・イラン・北朝鮮・キューバなど21か国以上。一般的な旅行先ならまず問題ありませんが、マイナーな国へ行く前は公式の対応国一覧で確認してください。
まとめ
Wiseデビットカードは、海外での支払い手数料を抑えたい人にとって間違いなく持っておきたい1枚です。
僕が3年以上使ってきて感じている一番のメリットは、「外貨まわりの面倒ごとが激減する」こと。アプリで両替、カードで決済、ATMで現金引き出し。これがスマホ1つで完結するのは、一度体験すると戻れません。一方で、ポイント還元や旅行保険はないので、クレジットカードとの併用が前提になります。僕のおすすめは「普段の決済はWise、保険とデポジットはクレカ」というスタイルです。
海外によく行く人はぜひチェックしてみてくださいね!

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